一弦琴演奏会 ~今西家書院~ 2026.9 - 春鹿 公式サイト|日本酒発祥の地「奈良」より世界へ羽ばたく。株式会社今西清兵衛商店

一弦琴演奏会 ~今西家書院~ 2026.9

一弦琴(いちげんきん)の演奏会がありました。

一弦琴とは、1本の弦だけを張った日本の伝統的な弦楽器。
別名「須磨琴(すまごと)」とも呼ばれ、和歌や古歌を歌いながら演奏するのが特徴だそうです。

一弦琴という名前は聞いたことがありましたが、実物を拝見するのは初めてでした

奏者の永川先生には、一弦琴についてご親切にいろいろと教えていただきました。
実物を拝見しながらお話を伺うことで、より一弦琴の魅力を身近に感じることができました

長さ約110cmの桐などの板に、張られているのはたった1本の弦。

胴の表面には、音程の位置を示す「徽(き)」が12個はめ込まれています。

左手の指先にはめた「芦管(ろかん)」と呼ばれる管で弦を押さえ、右手の管で弦を弾いて音を出します。

古今集などの和歌や日本の古い歌を、自ら歌いながら奏でるのだそうです。

一弦琴は、奈良時代に中国や天竺から伝来したとされ、平安時代には在原行平が須磨への配流中に板で琴を作ったという伝説から、「須磨琴」とも呼ばれるそうです。

哀調をおびた一弦琴の音色が、
秋めいてきた書院に、しっとりと響いていました

永川 辰男(なかがわ たつお)氏: 1952年長崎市生まれの水墨画家。1984年に倉知流一弦琴に入門し、のちに清虚洞一弦琴(京都山水会)でも学ぶ。京都一弦琴保存会の常任理事などを経て、2000年に三重県桑名市にて「一弦琴楽風会」を発足